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落雷で家電が壊れたら火災保険で修理できる?適用条件と申請のコツ

2025.11.26
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こんにちは。 突然の雷で「テレビが映らなくなった」「インターネットが切れた」「エアコンが動かない」…なんて経験、ありませんか? 実は、これらの落雷による家電や設備の故障、 多くのケースで火災保険の補償対象になるんです。 このブログでは、
  • 火災保険が落雷にどう対応してくれるのか
  • 修理や買い替えの費用はどこまで出るのか
  • スムーズに申請するためのポイント をわかりやすく解説します。
落雷で壊れるのは「直接」だけじゃない! 「雷が家に落ちたわけじゃないのに、なんで壊れたの?」 実は、落雷には2種類あります。 1. 直撃雷 建物に直接雷が落ちたケース。最も破壊力が大きく、火災や停電を引き起こすことも。 2. 誘導雷(誘導電流) 近くに落雷があった際に、電線・電話線・インターネット回線などを通じて電流が入り込むことで、家電製品が破損するケース。 → 一番多い被害がこれ! 🛠️ 壊れやすい主な家電・設備
  • テレビ・ブルーレイレコーダー
  • インターネットモデム・ルーター
  • エアコン・冷蔵庫・洗濯機
  • IHクッキングヒーター・給湯器
  • 電話・インターホン・セキュリティ機器 など
精密機器ほどダメージを受けやすいのが特徴です。 🔥 火災保険で「落雷による家電の修理・買い替え」が補償される? 結論から言うと… 多くの火災保険で、落雷による損害は補償対象です。 火災保険には、以下のような「落雷」や「電気的・機械的事故」の補償が含まれている場合があります。 補償される主な内容:
  • 落雷で故障した家電の修理費または再調達費(新品価格)
  • 落雷による火災・焼損の修繕費
  • 落雷で壊れた設備(エコキュート・IHなど)の修理費
📋 火災保険申請の流れ【チェックリストあり】 もし落雷による被害があった場合は、以下の流れで対応しましょう。 【STEP 1】被害を受けたら、すぐに確認
  • 家電が正常に動作するかチェック
  • ブレーカーや電源のリセットを試す(無理に動かさない)
  • 被害状況の写真を撮っておく
【STEP 2】保険会社または代理店に連絡
  • 「いつ・どこで・どんな被害があったか」を伝える
  • 落雷の日付がはっきりしているとスムーズ
【STEP 3】修理業者の見積もりを取得
  • 保険会社の指示に従い、弊社または修理業者に見積もりを依頼
  • 「修理不能」なら、買い替えの見積書でもOK
【STEP 4】必要書類を提出
  • 被害状況の写真
  • 修理or購入の見積書・領収書
  • 火災保険の申請書類(保険会社から送られてきます)
💡 知っておくと得するポイント
  • 加入している保険の内容(家財補償付きか?)を確認
  • 家電の年式によっては時価評価で減額される場合も
  • 「感電防止タップ」「雷サージ対応の電源タップ」などで事前対策も可能
よくある質問(FAQ)
  1. パソコンやWi-Fiルーターが壊れました。保険で出ますか?
家財補償付きの火災保険なら対象になる可能性大です。
  1. 修理ではなく新品に買い替えたら?
➡ 修理不能の証明があれば、再調達価格で補償されることがあります。
  1. 自己負担はある?
➡ 免責金額(例:3万円)が設定されている場合も。契約内容を確認しましょう。 🔚 まとめ:落雷被害は「火災保険」でしっかり備える! 雷による家電の故障は、決して珍しいことではありません。 でも火災保険に加入していれば、修理費や買い替え費用がカバーできる可能性があります。 ✔ 「あ、壊れたかも…」と思ったら写真と証拠を残す ✔ 保険の契約内容(家財補償の有無)を事前に確認 ✔ 面倒でも申請すれば“しっかり戻ってくる”可能性あり! 雷の季節に備えて、今一度ご家庭の火災保険をチェックしてみてくださいね。